― 数秘術の起源


数秘術は、カバラ思想や哲学の中の "一ジャンル" です。

"カバラ" とは数千年もの昔から、ユダヤの人々の間で伝えられてきた『幸福に生きるための知恵や秘法を説いた教え』です。
そして数秘術は、カバラの中の実用的な実践方法の一つとして用いられてきました。

その後時代の経過と共に、占星術やタロット、東洋思想など、さまざまなテクニックが混ざり合って、今現在、手軽に使えるようなスタイルへと変化を遂げてきました。
(20世紀から流行し一般化してきた数秘術法は、"近代数秘術" もしくは "モダンヌメロロジー"と呼ばれ、古典的な数秘術法と分けられています)

古典数秘術においては、中世ヨーロッパの時代、あまりの的中率に、時の権力者にも恐れられた歴史が。
特にスペインではカバリストたちが弾圧や迫害を受けていたといった悲惨な史実も残されています。


今日の数秘術は、そのような古典式の他に、クリスチャンカバラ式、ピタゴラス式、モダン式等、様々な種類がありますが、計算方法や数字の解釈の仕方はそれぞれ異なっています。

その中で、ユダヤの伝統的な数秘術は、先祖代々ユダヤの民の家庭で父親から家を継ぐ嫡子にのみ教えられて受け継がれてきたほど、大切にされてきました。
それが近年、次第に公開されるようになりました(多民族の人々ともシェアすべき時代が来たから、だそうです)

今日までのユダヤ人たちによる各界での目覚ましい活躍や成功ぶりの裏には、カバラ思想や数秘術があったとしても過言ではないようです。



― どうして数秘術は当たるのでしょうか?


それぞれの数字には独自のバイブレーション(波長、周波数、音の響き)やエネルギーがあります。
これらのバイブレーションは、人間自身を含め宇宙の中の森羅万象によっても放たれているバイブレーションと互いに共鳴しあい、影響を与えあっています。

この "自然現象" を応用し、知りたい対象物や人にまつわる数字を ”読み解けば”それらの本質的な知識ですとか情報を得られます。

そうして得た知識や情報を有効に活用することで、私たちは自らの知恵や力(創造力)で、より豊かで幸福に、生涯を生ききることが可能になってゆきます。

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― 近代数秘術のテクニック


生年月日の数字、もしくは名前等の文字から変換された数字を、さまざまな組み合わせで合計して出た数字をリーディング(解析)してゆきます。

本講座でお教えする数秘術もこの近代数秘術のテクニックをベースにしています。



― 近代数秘術の長所と短所、問題点


数秘術には運命解読法として、極めて優れた特徴があります。
それは、『数秘術は小学生ができる程度の足し算が出来て、他に筆記用具と、さらにリーディングのルール(セオリー)さえわかっていたら誰でもすぐに使えるようになる占術だ』ということです。

占いはそもそも今の心理学のように、人の心や生き方を探るための一つの試みでもありました(季節や天候を予想する以外に)。 そしてこれまで数えきれないほどのユニークな占術方法が生み出されてきましたが、それぞれの個性には一長一短があります。

例えばタロットなどのカードリーディングやカラーセラピー法は "直観的"なものなので、深くて(=本質)長期的なリーディングには向きません。 またその時の気分や環境に左右されやすく、しかもすぐに答えが変わってしまいます。
けれども、その時の気分や考え方、また短期的な事象の変化については(行う側の技量にもよりますが)高い的中率を誇ります。

他方で、西洋占星術や易、四柱推命などの占術は対照的で、深く広い"遠い"回答が得られます。
しかしそのためには、複雑で難解な分析方法を覚えなくてはならなかったり、練習や経験も欠かせません。

そして数秘術なのですが、数秘術の活用範囲は限りなく西洋占星術や東洋占術に近いのですが、"扱いやすさ" の点では両者よりも優れています。

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数秘術は計算方法(数字の組み合わせ方)がわかり、数字の解釈の仕方やコツさえつかめればどなたでも実践できます。
活用範囲も幅広く、紙とペンさえあれば、特殊な道具も必要ありません。
特に人間の心理分析はお得意で、また運気のリズムも把握できます。

ただ運気の予測については、詳細なことまでわかる占星術のホロスコープやデータよりは、大まかなことしかわかりません (正確には、そもそも正統なカバラの数秘で観る運気(数)は、本人のある特定の時期に学ばなくてはならない課題のテーマを象徴して意味していると解釈します。 結婚するとか病気になるとか仕事で成功するとか、そういった結果を予言したり予想しようとするものではありません)

誤解を恐れずに書きますと、占星術で星の関係性を読み解くよりは、数秘術によってより正確な答えを導こうとする方が難しいように、個人的には考えております。
それは、「数秘術は数字の意味さえわかれば簡単にできるようになる。そして数字の意味は色のように誰もが共通する認識を持っているのでさらに象意がわかりやすい」という誤解の影響が大きいせいです。

数字は宇宙の秩序(真理)の本質を象徴するものであって、しかもシンプルがゆえに、突き詰めていこうとすると様々な知識体系が絡んできて、どこまでも無限に膨らんで広がってゆきます。
簡単そうに見え、数秘術の世界は大変奥が深く、知れば知るほど膨大な情報量と神秘に圧倒されます。

ですから、"ちゃんと使いこなせる" ようになるためには、"正しい" 解読方法を学び、知識を増やす必要があります。 数秘術に関する知識の多さが、リーディングの精度やセッションの質を左右するからです。

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数秘術への入り口は広くて気軽に入りやすく、しかも知れば知るほど実用的で大変面白いものなので、魅力を感じて惹かれるかたは少なくありません。
また、数秘術のような知的スキルは、一度身につけば一生使える知的財産になります。
さらには、ご自分で使いこなせるようになれたほうが断然有利で便利です。

繰り返しになりますが、数字は森羅万象を表す記号であり、時に人の運命を象徴している暗号でもあります。
そこには数秘術を知る人にしか見つけることができない「未知な、けれども重要な運命の秘密や法則」が豊富に潜んでいます。

そのように、神秘的で魅力的な数秘術の世界を、ぜひ私と一緒に、旅してみませんか?


        Hearts in Harmony 講師 ケイ サトウ   過去7 ― ライフパス33(6) ― 未来7